お祭り見聞録
御燈祭
まちかどコンサート始まる
神田祭
三社祭に行って来ました。
第3回 水谷満 陶展
初笑い神事(三重県浜島町)
平成16年御燈祭り
御柱祭り
平成17年度「御燈祭り」
山車の紹介
石取祭り「豐田一色」
石取祭り「茂福町」四日市市
松一石取り祭車
四日市市「松二」石取り祭車
松三(四日市市松原町) 石取り祭車
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今回紹介の松一は、5自治会が集まって形成・運営されている。祭車は、当地区5台の中では最も小さい祭車で、当地区新造の祭車ではあるが、破魔は旧祭車のものといわれている。昭和初期の大佐製作−重台輪亀腹型祭車で、昭和20年代には、彫刻が小川光久により作られている。三角の図柄は竜虎である。なお漆塗装は、破魔以外施されていない。亀腹には蝙蝠が描かれている。天幕は「夫婦虎」で、天幕提灯は7つ配す。山形十二張は当町だけが上から三段目・六張下が非常に広い(高い)形となっており、提灯も他の4町とは異なり、提灯の長さが幾分短いものを使っている。提灯には表に「松」裏には彩色で「十六裏菊」が記されている。
また当地区では上から2段目・四張の左から二個目の提灯は、前後逆さに取り付けられる風習がある。これは、祭車の後ろからでも町内の祭車の判別が容易にできることからだろうと思われる。隣の天カ須賀地区でもよく似たことが行われている。
囃子は、変形の七ツ拍子で、松原地区では当町のみが七ツ拍子を囃しており、4町内は五ツ拍子を囃しているが、町内毎に拍子に多少の違いが見られる。余談ではあるが、石取り囃子の源流は、、聖武天皇の御世の松原にあるという逸話がある。               (狂老)
四日市市松原町は、四日市市の北部、北は三重郡川越町に接し、地区の中央には国道1号線が通っており、八風街道の起点でもある。地区内には、四日市北警察署、四日市松原郵便局などがある。祭礼地区は広く、松原町、富州原町、平町で、地区内には10数余の自治会があり、数自治会単位で連合を組み、「松一」「松二」「松三」「西元町」「東洋町」の5町が祭礼に参加している。
祭礼は、聖武天皇社の大祭で、7月16日前後の金〜日曜日に行われている。祭礼は金曜日の夜20時に神社前に全町揃っての叩き出し、土曜日は各町内曳き回し、日曜日には、全町内が並んでの曳き回し「いし月」前での見せ場、そして渡祭が行われる。
【日時】 7月16日前後の金〜日曜日
【場所】 三重県四日市市松原地区
【交通】 近鉄名古屋線富洲原駅下車
【連絡】 四日市市役所観光課